ジモティーに 付いていったら 珍獣発見 ~初めてインドネシアのビーチに行った話 その3~
その1はこちら
その2はこちら
本格的にビーチに出る前に荷物をロッカーに預けて、どこに行こうか作戦会議していると
インドネシア人のおじさんが近づいてきて、英語でめっちゃ話しかけて来ました。
一緒にいた夫が聞き取ってくれたところによると、
どうやら島内に大きな鳥がいるそうで、そこまで連れて行ってあげるよ!おいでよ!という事らしい。
ロッカーに荷物を預けると盗難に遭うという噂を聞いていた私は
「この人、盗難グループの一人なのでは!?」と疑いのまなざしで見ていましたが
この人は多分大丈夫だよという夫を信じて、とりあえずおじさんに付いて行くことにしました。
インドネシア語交じりの英語で雑談しながら島内方面に歩いていくと、少し開けたところに出て
おじさんの言っていたとおり、そこには大きな鳥がいました。
でかい!!!
思ってたよりでかい!恐竜みたい!!強そう!!!
私は漠然と鷲とか大きめのオウムを想像していたので、完全に想定外のサイズ。想定外すぎて爆笑しました。
ぬきたは1.5m級巨人なのですが、比べると鳥の大きさがお分かりいただけるのではないでしょうか
おじさんは案内を終えたあたりで他のスタッフに呼ばれてスイーッとどこかへ行ってしまいました。
その後も何回か声をかけてくれたので、たぶん観光客に色々教えてくれるお仕事だったんだろうと思います。
疑ってごめんなさい。
ひとしきり爆笑した後、海で遊んで、お昼を食べて一服。
フードエリアを出ると、数メートル先に何やら動く影が視界に入る。
インドネシアは猫が多く、島に来てからも見かけたので猫かなーと思ったら
でかい!!!トカゲ!!??
頭から尻尾の先まで入れたら1メートル位あるんじゃないの?っていう位でかい。
でかさは置いておくとしても、放し飼い(野生だけど)されていて危なくないの!?と思わせるビジュアル。
チロチロ出てる舌の青さがとっても爬虫類。
暫くすると歩いてどこかに消えていきました。本当に野生なんだね…。
その後、ビーチでゆったり海を眺めながら過していると、あっという間に帰宅の時間。
今回の滞在は4時間弱でしたが、ビーチ散策、ジェットスキー体験、海水浴に予期せぬ珍獣発見×2と、充実の1日でした。
残念ながら、私は海に入れなかったのでジャカルタにいるうちにもう一度行きたいと思っています。
次は宿泊したいなぁ。夕焼けと朝焼けも綺麗だろうなぁ。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
ぬきた すだち
そこはフォスフォフィライトの海だった ~初めてインドネシアのビーチに行った話 その2~
その1はこちら
そんなこんなでかろうじて着いた海は、とても綺麗でした。
出発地点のアンチョール港は油浮いてるし、透明感ほぼゼロだし、何故か泡が沸きあがっているし。
とても泳げるような海ではなかったのですが、セパ島は本当に綺麗。
水が本当に透明で綺麗だから、船着き場の桟橋から魚も珊瑚も海底も見える。
よくエメラルドグリーンの海といいますが、ここはもう少し薄く、柔らかな色。
柔らかく透き通った青緑色とそのきらめきは、私の知る中では
鉱石のフォスフォフィライトが一番近いかな、と思いました。
波打ち際をみれば、キラキラ光る水面越しに見える砂浜が白くて眩いばかり。
砂は珊瑚とか貝殻の粒だからか白くて綺麗だし、粒が大きめなので波が来てもすぐ沈むから、海水が濁らないのです。
本当に綺麗。水面の写真ばっかり撮ってきました。
すだちの人生の中で一番綺麗な海はサイパンのマニャガハ島だったのですが、波打ち際限定で言うと甲乙つけがたい…。
サイパンと違ってナマコは落ちていませんでしたし、白さで言ったら上かも。
代わりに砂浜には貝殻が落ちていて、これもまた真っ白で綺麗。
何回綺麗っていうんだって話ですが、綺麗なんです。
圧倒的語彙力不足。深刻な語彙力不足。
本当に綺麗だったセパ島の海を伝えたいので写真を貼っておきます。
でも圧倒的撮影力不足なので脳内で補正しながらご覧ください↓↓
フォスフォフィライトの海(勝手に命名)
透明で濁りのない波打ち際
水中から水面を眺める
落ちていた白い貝殻
おまけのアンチョール港。水質が全然違う。
その3へ続く
ここまで読んでくださってありがとうございました!
ぬきた すだち
それが普通でした ~初めてインドネシアのビーチに行った話 その1~
先日インドネシアに来てから初めてビーチリゾートに遊びに行きました。
インドネシアといえばバリ!
バリといえばビーチリゾート!
すなわち、インドネシアといえばビーチリゾート!
という安易な考えだったのですが、私の住むジャカルタはビジネスの都市なのでリゾート感は全くありません。
しかし海沿いまで行くと、実はビーチリゾートがあるのです。
今回行ったのはジャカルタ市内から日帰りで行けるプロウスリブという観光地。
「1000の島」(プロウは島、スリブは1000)という意味の、小さい島が沢山集まったエリアです。1000の島なのに実際は128島しかないという事でネタにされる事もありますが、船で進むにつれて幾つもの島が見えてくるのは純粋に楽しい。
その中でも観光に特化した島が複数あるのですが、私達は日帰りで行けるセパ島を選びました。
初めてのインドネシアリゾートを前に期待を膨らませつつ
MAXで30人位は乗れるかという感じの小さなクルーザー?に乗り込むと船は中々使い込まれている。
「ここではこれが普通なのかな?…まあ大丈夫でしょ。」と思いながら乗船しましたが
海上でエンストしました。
出発して1時間くらいでしょうか。
快調だったエンジン音が少しずつ小さくなり、スピードは徐々に落ちてゆき…そして停止。
にわかにざわつく乗客。
エンジンの再起動を試みる船員。
大海原を見るしかない私(酔うから)。
暫くするとエンジンがかかり、動き出しました。
これで一安心と気を取り直して大海原を見る(酔うから)私でしたが
10分後くらいにまたエンスト
最終的に、5~6回くらいエンストしました。
途中からまたかよ…という気持ちになって、正確に数えてませんが多分それくらいです。後々話を聞くとエンストは日常茶飯事だそうなので、ここではこれが普通なんだと思います。
(ただ、帰りの船は行きとは別の船をあてがわれたから割とヤバかったのでは…)
その2に続きます。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
ぬきた すだち